プロeスポーツチーム「TSM」、アバランチ(AVAX)とパートナーシップ締結

TSMとアバランチがパートナーシップ締結

プロeスポーツチーム「TSM」および戦績トラッカーツール「Blitz(ブリッツ)」が、レイヤー1ブロックチェーン「アバランチ(Avalanche)」との独占ブロックチェーンパートナー契約の締結を3月8日に発表した。

「TSM」は、多くのゲームタイトルの大会で入賞経験のある大手のプロeスポーツチームだ。同チームは、2月2日~2月5日の期間で開催されたビデオゲーム「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」の世界大会「ALGS YEAR3」で優勝を果たしている。

なお「TSM」創業者兼CEOであるアンディ・ディン(Andy Dinh)氏が共同創業した「Blitz(ブリッツ)」では、ゲームプレイヤーが自身や世界中のプレイヤーの戦績を確認できるアプリケーション「Blitz」を開発し、無料で提供している。

今回のパートナーシップに際し、「Blitz」はアバランチのサブネットとしてアバランチネットワークに組み込まれるとのこと。また「TSM」および「Blitz」に、アバランチの独自ウォレット「コアウォレット(Core Wallet)」を導入し、全てのユーザーの支払いやデジタル資産の保管・販売・購入を行えるようにするとのことだ。

また「Blitz」には、登録するだけで誰でも賞金が手に入るゲーム大会に参加できる機能「Blitzアリーナ」があるが、この「Blitzアリーナ」でアバランチブランドのトーナメントが開催される予定であることも発表されている。

アンディ・ディン(Andy Dinh)氏は「彼らはこの分野の真のリーダーであり、私たちのコミュニティにとって真正で有益な製品を構築するという長期的なビジョンを共有しています」と語っている。

アバランチは、2020年9月にメインネットをローンチしたレイヤー1(L1)ブロックチェーン。アバランチには、誰もがアバランチのセキュリティを活用した独自のブロックチェーンを「サブネット」として自由に構築できる機能が搭載されている。

またアバランチでは異なるデータ構造を採用する3つのブロックチェーンを持つマルチチェーンフレームワークを採用し、重要機能の役割を分担している。そのためアバランチにはContract Chain(C-Chain)、Platform Chain(P-Chain)、Exchange Chain(X-Chain)が存在している。なおサブネットの管理はPlatform Chainにて行われている。ちなみにアバランチではネイティブトークンとしてAVAXが発行されている。

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参考:TSM
デザイン:一本寿和

images:iStock/shilh

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/301764