プロレースシリーズ「KYOJO CUP」がFiNANCiEでトークン発行 | あたらしい経済

「KYOJO CUP」がFiNANCiEでトークン発行

次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」にて、レースシリーズ「KYOJO CUP」がトークン発行と販売を開始したことが5月12日分かった。

「KYOJO CUP」は2017年にスタートした日本唯一の女性ドライバー限定のプロレースシリーズだ。コンセプトは女性のモータースポーツ参加を積極的に推進し、またプロドライバーを志向する女性ドライバーに対してその実現をアシストするものだという。KYOJO CUPで女性レーサーの世界一決定戦を開催することを目標に活動を行っている。

今回「FiNANCiE」上で発行されるクラブトークンは「KYOJO TOKEN」として販売されるとのこと。この売り上げによりトークン保有者と共にレーシングカー「TOKEN号」を製作し、その過程を「FiNANCiE」内のコミュニティ「TEAM TOKEN」で共有することで「KYOJO CUP」の新たな楽しみ方と応援の形を提供するとのことだ。

なお「KYOJO TOKEN」の購入者は特典として、クラブ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。

現在発表されている投票企画案として、「チーム名やチームロゴの投票」や「カーデザイン(カラーリング)の投票」、「レーシングスーツのデザイン投票」などがある。また抽選特典案としては「VIPルームでの観戦権」や「チェッカーフラッグ体験」、「チームスタッフとして出走前のコースに入れる権利」などがある。

トークンの初回販売期間は5月12日11時から6月27日21時の予定だ

なお「KYOJO TOKEN」の販売メニューは全9種類が用意されており、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。

販売最高額となる1口限定3,000,000ptのメニューでは、3,000,000pt分の「FC刈谷トークン」付与に加え、「投票企画 / 抽選特典への参加」、「2022年間パス(第2大会~第4大会分)」、「トークンホルダー限定デザイン×6枚」がある。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。

「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、KYOJO CUPプロデューサー 関谷正徳氏より以下のコメントを得た。

「KYOJO TOKENは、女性レーシングドライバーたちを取り巻く環境の改善、大会の拡張を目指してスタートしました。女性がプロのレーシングドライバーとして確立するには、人材発掘から育成、賞金アップなど、課題が沢山あります。まずは、初回の企画でレースにご参加いただき、モータースポーツの魅力に触れてもらえたら本望です。皆さんと一緒にKYOJO CUPを盛り上げ、新しい歴史を作るこのプロジェクトに是非とも力を貸してください」

関連ニュース

東海社会人リーグ1部「FC刈谷」、FiNANCiEでトークン発行

卓球日本代表の張本智和選手、「琉球アスティーダ」入団でFiNANCiEがトークン付与

湘南ベルマーレ、FiNANCiEで3回目のクラブトークン発行開始

エンタメDAO「SUPER SAPIENSS」の共創コミュニティとは?(月刊フィナンシェ 2022年5月号)

FiNANCiEってどんなサービス?(月刊フィナンシェ 2022年2月号)

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/223515