ビットバンクの「Flare Networks(FLR)」取扱いとエアドロップ付与が1月に決定

ビットバンクのFLR取扱いとエアドロップ付与が1月に決定

国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンク(bitbank)が、暗号資産フレア(FLR)の取扱いおよびエアドロップ付与についての続報を12月8日発表した。

発表によるとビットバンクは、来年1月9日に予定されているフレアネットワークス(Flare Networks)のトークン配布イベントから「2週間以内」にFLRの取り扱いと付与を実施することが決定したという。取扱い日および付与日については、決定次第改めて通知を行うとしている。

なお今回のFLR付与数についてはフレアネットワークスのトークン配布ルールに従って、リップル(XRP)保有数量の15%になるとのこと。なお残りの85%については、1月14日に行われる予定のフレアネットワークスのガバナンス投票によって決定されるという。

なお注意点として、FLRエアドロップを付与する時点においてビットバンクを退会している、もしくはアカウント凍結などの取引停止の措置がとられているユーザーについては、今回の対応について対象外になるとのことだ。

フレアネットワークスは昨年8月にネイティブ及びガバナンストークンであるFLRをXRPと同量発行してXRP保有者に1:1の割合でエアドロップ(付与)することを発表していた。それにあたり2020年12月12日グリニッジ標準時00:00(日本時間午前9時)時点におけるXRP保有量に対するスナップショット(権利確定日)に基づいて段階的に付与するとしていた。

このトークン付与(エアドロップ)について、当時FLRの上場承認がされていなかった国内各取引所はフレアネットワークスと協議を行っていた。

その協議の結果FLRトークン付与に関しての合意条件として、「2023年6月12日までに日本暗号資産取引業協会(JVCEA)と金融庁(FSA)に上場承認された場合、当該の国内事業者はFLRトークンを請求しリップル(XRP)保持者(当該各取引所のXRP保有の付与対象ユーザー)に分配する」ということになっていた。

その後、上記の期日以前となる今年8月にビットバンクが国内取引所として先行してFLRの上場を発表。しかし、取り扱いについての詳細や日程に関しては近日中に告知するというようなアナウンスにとどまっていた。

なおフレアネットワークスのテストネットとなるソングバードのネイティブトークン「Songbird(SGB)」についても「FLRトークンがJVCEAとFSAに上場承認された場合に、Flare Networksから当該の国内取引所に対して付与される」という条件になっている。

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参考:ビットバンク
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/281602