クラーケングローバル、AIR上場
米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、暗号資産オルタイル:Altair(AIR)の上場を2月8日発表した。
なおAIRは今回が初めての取引所上場となる。
発表によるとAIRの取引は既に開始されており、取引ペアはUSDとEURが対応している。
なお各銘柄はKraken(販売所)およびクラーケンプロ(取引所)にてサポートされる。先物取引と証拠金取引については対象外となる。
また米国、カナダ、オーストラリア、日本の居住者については取引できないとのことだ。
オルタイルは、NFTから実世界の資産まで、ユーザーが資産をトークン化し、プロトコルを使って資金調達できるクサマネットワーク(Kusama Network)のパラチェーン。ネイティブトークンのAIRはネットワークのセキュリティやガバナンス、取引手数料の支払いに使用される。
なおクサマネットワークとは、異なるブロックチェーンの相互運用(インターオペラビリティ)を目指すブロックチェーン「Polkadot(ポルカドット)」の実験用ネットワークだ。パラチェーンとはポルカドットとクサマのエコシステムそれぞれにおいて稼働する個々のブロックチェーンのことを指す。
またオルタイルの姉妹チェーンであるセントリフュージ:Centrifuge(CFG)は、ポルカドットパラチェーンとしてポルカドット上に分散型資産融資プロトコルとして構築されている。
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参考:クラーケン
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/189717