「SBI Motor Japan」、BTCとXRPの決済対応開始
日本の中古車を海外に向け販売する越境ECサイト「SBI Motor Japan(SBIモータージャパン)」が、暗号資産(仮想通貨)決済の対応を開始したことが5月9日分かった。
SBIグループのSBI Africaが運営する「SBI Motor Japan」は、世界各国の新興国に向けて日本の中古自動車を年間で約5,000台を輸出しているという。主要輸出先はタンザニア、ケニア、ザンビアをはじめとしたアフリカ諸国、アイルランド、ケイマン諸島、バハマ、カリブ諸国とのこと。
今回決済対応する暗号資産はビットコイン(BTC)とリップル(XRP)の2銘柄と発表されている。なお国内の越境ECサイトでXRPに対応するのは初めてとのこと。
世界銀行の2017年の調査によると、世界では17億人の成人が銀行口座を持っておらず、そのほとんどがアフリカ大陸などの新興国に集中しているとのこと。また暗号資産取引所クーコイン(KuCoin)の調査によると、アフリカで今年1月までの1年間に暗号資産の取引件数は約15倍、利用者数も25倍に急増しているという。
SBIはこのような背景から、仮に銀行機能が停止しても稼働し続けるブロックチェーンを使用した暗号資産送金は、従来の送金方法の代替手段として広がりつつあると説明している。そして暗号資産の送金需要拡大を見据え今後も決済対応通貨を増やしていく予定としている。
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参考:SBI
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/222887