コイントレードがDOTとADAのステーキング提供へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所コイントレード(CoinTrade)が、同社提供のステーキングサービス「コイントレードステーク(CoinTradeStake)」で、暗号資産ポルカドット(DOT)とカルダノ(ADA:エイダ)を取り扱い開始したことを10月6日発表した。
発表によるとDOTとADAをステーキングした際に想定されるAPR(年換算利回り)は、DOTが5~20DOTを30日間ロックした場合5%、60日間は6.5%、90日間では8%となる。また20DOT以上ロックした場合については、30日間では7.7%、60日間は9.5%、90日間では11%になるとのこと。
またADAのAPRでは、100~499ADAを30日間ロックした場合2%、60日間は2.5%、90日間では3%となるとのこと。500ADA以上ロックした場合は、30日間で2.8%、60日間は3.3%、90日間では4%になるとのことだ。
なお年率はネットワークの状況に応じて上下する場合がある。
ステーキングとは、「バリデーター」と呼ばれるユーザーが、対象となる暗号資産を一定量保有(ロック)することで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、報酬を得る行為のことだ。コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで実行が可能となっている。
なおコンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産のブロックを追加する際の合意形成のアルゴリズムである。 暗号資産取引所が提供するステーキングサービスは、ユーザーからトークンをプールに集め、ネットワークにまとめて預け入れる形式をとる。そのためユーザーはステーキング参加に本来必要な暗号資産保有量を持たなくとも、少額でステーキング報酬が得られる。
現在取引所サービスのコイントレードでは、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、カルダノ(ADA)、パレットトークン(PLT)、アイオーエスティー(IOST)、ポルカドット(DOT)の全9銘柄の暗号資産が取り扱われている。
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参考:コイントレード
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/264395