インスタグラムがNFT導入か、ザッカーバーグ氏発言
メタ(Meta)CEOのマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏が、近々インスタグラム(instagram)でNFTを取り扱う予定であることが3月16日に分かった。
ザッカーバーグ氏が、毎年米国で開催される大規模イベント「サウス・バイ・サウスウエスト(South By Southwest:SXSW)」のセッションで明らかにした。
ザッカーバーグ氏は「今後、人々が自分のNFTを見せびらかし、どんどん新しいNFTをミント(鋳造/発行)していく可能性がある」と伝えた。
そして同氏はNFTがいつかメタのメタバースの一部になることも示唆し、「メタバースであなたのアバターが着ている服は、基本的にNFTとしてミントできることを望んでいる」と説明した。
ザッカーバーグ氏ら経営陣がNFTに関心を示したのは、今回が初めてではない。インスタグラムの責任者であるアダム・モセリ(Adam Mosseri)氏が以前、「インスタグラムはNFT活用の可能性を積極的に探求しています」と発言していた。
昨年10月末にザッカーバーグ氏は社名を「メタ(Meta)」にすることを発表し、その際にNFTの可能性について言及した。ザッカーバーグ氏は、まずメタバースは人々に新たな選択肢を提供するものであるとし、その一例としてNFTが存在しているという見解を示していた。
具体的には、現在のインターネットではクリエイターの活動に様々な制限があり、NFTはデジタルグッズの新たなオーナーシップモデルになりうると説明していた。
※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
Source: Video Elephant LTD
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/203802