web3コンテンツスタジオStoryCo、シードで約7.8億調達、SBT活用も

StoryCo、シードで約7.8億調達

ストリーコー(StoryCo)が、シードラウンドで600万ドル(約7.8億円)の資金調達完了を1月26日に発表した。

ストーリーコーはDAOとしてコンテンツの製作委員会を運営していく方針であり、クリエイターと熱狂的なファンが、ハリウッドの著名なタレントとともに次世代のIPを結びつけ、コラボレーション、共同制作、共同所有するためのプラットフォームを開発している。

さらにストーリーコーは2023年に「The Disco Ball」という物語(コンテンツ)を公開する予定であることも明かした。この物語は「Halo」のテレビシリーズのライターのカイル・キレン(Kyle Killen)氏とアーティストのシェルビー(shelby)氏とサンディー(sandy)氏が中心となって制作していくとのことだ。なお作品の主人公の旅を終えるための物語案を、コミュニティから募る予定とのことだ。

「The Disco Ball」ではSBT(ソウルバウンドトークン:Soul-boundToken)が活用されるようだ。SBTは譲渡不可のNFTを指す。

「The Disco Ball」の読み手はストーリーの各章をクリアしたり、ヒントを見つけたり、パズルを解いたり、コミュニティと交流したりすることで、SBTとして表現されたモーメントを獲得することができるとのこと。

なお今回の資金調達ラウンドは、Collab+Currencyとパトロン(Patron)が共同主導した。

そのほかにフラッドゲートベンチャーズ(Floodgate Ventures)、ブロックチェンジベンチャーズ(Blockchange Ventures)、スフェルミオン(Sfermion)、フラミンゴ DAO(Flamingo DAO)、コインゲッコー(Coingecko)、日本からエムート(Emoote)、そしてエンジェル投資家のロイド・ブラウン(Lloyd Braun)、サブリナ・ハーン(Sabrina Hahn)、パッキー・マコーミック(Packy McCormick)などが参加したという。

ストーリーコーの創設者ジャスティン(Justin)とJ.P.アラーニス(J.P. Alanís)氏は、「私たちの最初のストーリー設計者として、シェルビーとサンディと共に新しい没入型ストーリーテリング体験を創造するカイルを迎えることができ、とても幸運だと感じています。カイルとシェルビー、サンディは、ストーリーコーの新しい技術的なムーブメントの最前線にいる先駆者です。私たちは驚くべき新しい物語の開発を推進し、クリエイターやファンのコミュニティがその拡大に有意義に貢献できるような新しいモデルを構築しています」とコメントしている。

参考:StoryCo
images:iStocks/ChrisGorgio

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/292236