SBIVCトレードがADAのステーキングサービス提供へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードが、新たに「ステーキングサービス」を開始することを9月26日発表した。
SBI VCトレードによると同サービスは10月1日から開始する予定とのこと。また対象銘柄は暗号資産カルダノ(ADA)になるとのことだ。
また同サービスでは、SBI VCトレードにおいてADAを保有する全てのユーザーが対象で、申し込みは不要だという。
報酬額については年率2.82%~4.86%を見込んでいるとのこと。手数料については配分ステーキング報酬の25%で報酬の単位0.000001ADAとなるようだ。
また注意点として、SBI VCトレードで提供されているレンディングサービスに貸し出している暗号資産についてはステーキングの対象外となるとのことだ。なおSBIVCトレードのレンディングサービスでは同取引所がサポートする暗号資産全12銘柄が対象となっている。
またステーキング対象の銘柄については今後順次拡大させていく予定とのことだ。
ステーキングとは
ステーキングとは、「バリデーター」と呼ばれるユーザーが、対象となる暗号資産を一定量保有(ロック)することで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、報酬を得る行為のこと。暗号資産取引所が一般ユーザー向けに提供するステーキングサービスでは、ユーザーからトークンをプールに集め、ネットワークにまとめて預け入れる形式をとる。そのためステーキング参加に本来必要な暗号資産保有量を持たないユーザーでも、少額でステーキング報酬が得られる仕組みになっている。
なおステーキングは、コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで実行が可能となっている。コンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産のブロックを追加する際の合意形成のアルゴリズムである。
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参考:SBI VCトレード
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/261714