Sorareがメジャーリーグサッカーと提携
NFTを利用したファンタジーフットボールゲームを提供するソーレア(Sorare)が、北米のメジャーリーグサッカー(MLS)と提携したことが3月29日分かった。
この提携により、MLS所属全選手の公式NFTカードが販売されることになる。
パリを拠点に2018年に設立されたソーレアは、プレイヤーがサッカー選手の公式ライセンスカードを購入し、そのカードでチームを作って対戦するオンラインゲームだ。現実の試合での選手のパフォーマンスに基づいて結果が決まる仕組みになっている。これらカードはすべてNFTとして取引がされている。
なお発表によると、ソーレアとMSLの契約は複数年によるものとのことだ。
ソーレアではすでにスペインのラ・リーガやドイツのブンデスリーガとの提携も行っている。
またソーレアは昨年9月にソフトバンク(SoftBank)が主導する資金調達ラウンドにて6.8億ドル(約745.2億円)を調達しており、企業価値が43億ドル(約4,713億円)になったとされている。
国内においても昨年8月よりコインチェックが提供するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」にて、ソーレアの取扱いが開始されている。
NFTとは
「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。
なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。
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参考:Sorare
デザイン:一本寿和
images:iStocks/FotografieLink・Lidiia-Moor
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/208647