リキッドバイFTX、QASHとXLM上場廃止へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所「Liquid by FTX(リキッドバイFTX)」が、暗号資産キャッシュ(QASH)とステラルーメン(XLM)の上場廃止を8月15日に発表した。
両銘柄の上場廃止は、9月16日9時(日本時間)で、通貨の引き出しはその期日まで可能とのこと。
上場廃⽌の理由は、「Liquid by FTX」が「FTX Japan」に移行する計画を現在進めており、「FTX Japan」ではQASHとXLMの現物を取扱う予定がないためとのことだ。なおXLMについては、「FTX Japan」の暗号資産店頭デリバティブ取引である「パーペチュアル取引」で引き続き提供されるとのこと。
FTXは今年2月、国内暗号資産取引所「Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)」の親会社リキッドグループを買収した。それにより「Liquid by Quoine」運営元のQUOINE(コイン)株式会社が、FTX Japan株式会社に社名変更した。
その後FTX Japan株式会社は、旧Quoineの取引所を「Liquid by FTX」と名称変更し、別に新たな取引所「FTX Japan」を立ち上げた。そのためFTX Japan株式会社は現在日本で「Liquid by FTX」と「FTX Japan」という2つの取引所サービスを展開している。
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参考:Liquid by FTX
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/252205