マクラーレンがインフィニット・ワールドと提携し、NFT販売へ
高級スポーツカーメーカーである英マクラーレン・オートモーティブ(McLaren Automotive)が、自社の車に関するアートワークNFTの販売を計画していることが分かった。
マクラーレンは、NFTマーケットプレイスなどを運営するインフィニットワールド(InfiniteWorld)とパートナーシップを締結することを3月15日発表した。
インフィニットワールドは、NFTマーケットプレイスの他、ブランドによるデジタルコンテンツの作成、収益化、消費者エンゲージメントを提供する企業。昨年12月、同社は特別目的買収会社であるアリーズアイアクイジション(Aries I Acquisition)と事業統合し、米ナスダックにSPAC上場した。
両社の提携により、販売される一部のNFTアートワークには、購入者限定の特別な体験など、ユニークな特典も提供されるとのこと。 なおNFTと付帯サービスは、マクラーレンマーケットで販売される予定とのことだ。
昨年6月、マクラーレンオートモーティブと同じグループ所属のレーシングチームであるマクラーレン・レーシングが、ブロックチェーンのテゾス(Tezos)とブロックチェーンパートナーシップを締結し、NFTを利用したファンとのエンゲージプラットフォームを構築した。また同年10月にNFTコレクションをリリースした。
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参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/jamesteohart
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/203216