マスターカードがポリゴン活用でアクセラレータープログラム提供へ
米決済大手マスターカード(Mastercard)が、音楽アーティスト向けの「マスターカードアーティストアクセラレーター(Mastercard Artist Accelerator)」提供予定を1月6日に発表した。
発表によると同プログラムは、DJやプロデューサー、ミュージシャンなど音楽に関するクリエイター5名を選出し、提供を行うとのこと。選出したクリエイターへNFTの作成やVRでの自己表現、熱心なコミュニティの確立などweb3の体験を通じたブランド構築の方法を教えるとのこと。なお同プログラムではポリゴン(Polygon)ブロックチェーンを活用するとのこと。
また同プログラムは、限定NFT「Mastercard Music Pass」を使用すると、所有者はweb3×Musicの限定教材、コラボレーションによるユニークなリソース、および実生活とメタバースにおける貴重な体験にアクセスできるとのこと。
さらに同プログラムは、クリエイターによる音楽コミュニティの成長を目指すものとしてファンも参加できるコンテンツも用意されているとのことで、ファンが「Mastercard Music Pass」を使用すると、プラットフォームに参加しクリエイターらとweb3について学べるとのことだ。
なお昨年3月に同じく決済大手ビザ(VISA)が、NFTに関するクリエイター支援を目的とした「Visa Creator Program(ビザ・クリエイター・プログラム)」を開始している。
「Visa Creator Program」はNFTビジネスを検討するアーティスト、ミュージシャン、ファッションデザイナー、映画制作者などのクリエイターに対し、1年間支援を行うプログラムだ。
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/287385