米メタ提供「NFT投稿機能」が全米国ユーザー利用可能に
フェイスブック(Facebook)とインスタグラム(Instagram)のNFT投稿機能の利用対象に、米国居住の全ユーザーが追加された。米メタ(Meta)が9月29日発表した。
今までこの機能はアジア太平洋、アメリカ大陸、アフリカ、中東の100カ国以上の一部ユーザーを対象に提供されていたが、今回米国ユーザー全てが利用可能になった。
なおNFT投稿機能には、ユーザーが所有するNFTを両アプリケーションでクロス投稿できる機能が含まれており、インスタグラムでNFT投稿機能を利用できるユーザーはこの機能にアクセス可能になったことも併せて発表されている。
メタは今年8月、フェイスブック及びインスタグラムにNFT投稿機能を実装したことを発表しており、ユーザーは自身のweb3ウォレットを両アプリケーションに接続することで、保有するNFTを投稿できるになった。
対応NFTはイーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、フロー(Flow)となるが、ソラナ(Solana)にも対応する方針であることが発表されている。
具体的にはアカウント画面にあるメニューの中から「デジタルコレクション」が選択できるようになっており、そこからウォレットを接続できる。また選択できるウォレットは「Coinbase Wallet」、「Dapper」、「MetaMask」、「Rainbow」、「Trust Wallet」となっている。
NFTとは
「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。
なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。
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参考:Meta
images:ロイター
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/262984