バイナンスが南アフリカで先物取引の提供再開
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、南アフリカにおける先物取引サービス提供を再開することを9月26日に発表した。発表によると南アフリカの有資格ユーザー向けに同日8:00(UTC)より再開されている。
バイナンスは昨年9月、南アフリカの金融規制当局である金融行動監視機構(FSCA)から「南アフリカで金融アドバイスや仲介サービスを提供する権限がない」とし、警告リストに追加されていた。それを受けてか今年1月には同国での現物取引以外のサービスを停止していた。
なお今回のサービス再開は、2002年に南アフリカで金融サービスプロバイダーとして認可されているファイブウェスト(FiveWest)との契約により実現したという。
ただし提供される銘柄や仕様については、バイナンスが以前南アフリカで提供していた先物取引から変更されておらず、サービスの提供方法のみが変更されたとのことだ。
バイナンスは昨年6月頃より、欧州やアジアなどの各国規制当局より警告を受け、現地の規制を遵守するとしてサービスを終了するなどの措置を行っていた。
その後バイナンスはバーレーンやタイ、ドバイ、プエルトリコ、フランス、イタリア、スペインなどの規制当局から暗号資産関連したサービス提供のライセンス取得を進めている。
またバイナンスは、日本市場への参入に向けた検討を進めていることが26日に報じられている。
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参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/262277