バイナンス、ブラジルの証券会社買収に向け覚書締結 | あたらしい経済

バイナンス、ブラジルの証券会社買収に向け覚書締結

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、ブラジルのポールインベストメント(paul Investimentos)の買収に向け覚書(MOU)を締結したことが3月14日分かった。

ポールインベストメントは、ブラジル中央銀行と証券取引委員会(CVM)から認可されたブラジルの証券会社だ。

今回の覚書締結は、ブラジルで暗号資産とブロックチェーンのエコシステムをさらに発展させることを目的としているとのこと。

バイナンスの創業者兼CEOであるCZ(Changpeng Zhao)氏は、覚書締結について「ブラジルのような急速に発展する市場において、暗号資産は人々の生活を変革し、促進することができます」と述べている。

なお「この取引の完了には、ブラジル中央銀行を含む規制当局の承認が必要です」と発表にて補足されている。

バイナンスは15日、バーレーンの中央銀行から暗号資産サービス提供の為のライセンスを取得したことを発表した。これによりバーレーン規制当局の監督下において、暗号資産取引、カストディサービス、ポートフォリオ管理を顧客に提供することが可能になった。

関連ニュース

バイナンス、バーレーンで暗号資産サービスプロバイダーのライセンス取得

バイナンス、「Kadena(KDA)」上場 

バイナンス、ロシアで発行されたMastercardとVisaの利用停止に 

バイナンス、決済サービスプロパイダー「Bifinity」ローンチ

バイナンス、マレーシアの暗号資産取引所「MX Global」へ出資

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/royyimzy

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/202663