BLRDがポリゴンのバリデーターノード運営開始
グリー100%子会社のBLRD(ブラード)が、ポリゴン(Polygon)ブロックチェーンのバリデーターノード運営の開始を12月20日発表した。同社はポリゴンネットワークのパフォーマンス、セキュリティ、分散性に貢献していくとしている。
なおブラードは、グリーがweb3事業を推進する目的で今年の7月1日に新設したシンガポール法人だ。
ブラードはポリゴンブロックチェーンのバリデーター運営を開始した理由について「ゲームを提供するために適したブロックチェーンの候補として」と述べている。なおポリゴンブロックチェーンのバリデーターの上限数は100のみとのことだ。
グリーは10月にも「アバランチ(Avalanche)」のバリデーターノード運用を発表していた。これにあたりグリーはブラードを通じて「アバランチ」の開発を主導する米アバラボ(Ava Labs)との戦略的パートナーシップを締結している。
グリーは今年9月、web3事業へ参入することを発表していた。事業参入にあたりグリーは、有力ブロックチェーンのバリデーターノードの運営も行うとしていた。
その際の発表ではグリーの100%子会社であるリアリティ(REALITY)を通じてグリーが持つノウハウや経験を活かし、ブロックチェーンゲームの開発およびパブリッシングを行っていくとしていた。
なおグリーは7月にゲーム特化のブロックチェーンプロジェクト「Oasys(オアシス)」の初期バリデータに参加したことも発表していた。
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参考:グリー
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/284152