クラーケンCEOのジェシー・パウエル氏が辞任
米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、同社共同創業者兼CEOのジェシー・パウエル(Jesse Powell)氏の辞任を9月21日に発表した。なおパウエル氏はCEOを辞任した後も、筆頭株主として会長職に留まる予定とのこと。
クラーケンは、2011年にパウエル氏によって創業された暗号資産取引所であり、2015年に発生したMt.Gox(マウントゴックス)のハッキング事件で支援を行ったことでも有名である。またコインマーケットキャップによるとクラーケン(グローバル版)は世界4位の取引所であり、9月22日時点の週次訪問数は約106万人となっている。
今回の発表によるとパウエル氏の後継者は、クラーケンで6年間勤続しているCOOのデイブ・リプリー(Dave Ripley)氏が選任されたとのこと。クラーケンが後任のCOOを見つけ次第、リプリー氏はCEOとしての業務を本格的に開始する予定だ。
パウエル氏は同社ブログにて、「デイブの確かなリーダーシップと経験は、彼が理想的な後継者であり、クラーケンを次の成長期に導くのに最適な人物であるという大きな自信を与えてくれます。会社の製品、ユーザー エクスペリエンス、およびより広範な業界の擁護に、より多くの時間を費やすことを楽しみにしています」と語っている。
なお後継者の選出は1年間にわたって行われ、12名以上の候補者に面接を行ったとのことだ。
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参考:クラーケン
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/261207