クラーケングローバルで3銘柄の暗号資産上場へ
米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)で、新たに暗号資産クラストシャドウ:Crust Shadow(CSM)、アルパチェーン:ArpaChain(ARPA)、ジュノ:Juno(JUNO)の3銘柄が上場することが7月27日分かった。
これら暗号資産の入金は既に開始されており、CSMの取引は7月27日より開始し、ARPAとJUNOの2銘柄の取引は7月28日14:30(UTC)より開始する予定だ。
対象となるサービスは、クラーケン(販売所)およびクラーケンプロ(取引所)。取引ペアについては、各銘柄全てに対しUSDとEURが対応している。
また先物取引と証拠金取引についてはサポート対象外となるようだ。なお日本の居住者については取引できないとのこと。
クラストシャドウ:Crust Shadow(CSM)とは?
クラストシャドウは、分散型ストレージソリューションの維持に役立つインセンティブ層プロトコルを提供するプロジェクトだ。IPFSなどの複数のストレージ層プロトコルに適応可能で、分散型クラウドエコシステムの基盤として機能する。CSMは、ステーキングやネットワーク上の取引手数料の支払い、ガバナンストークンとして利用される。
現在CSMは、バイナンス(Binance)やフォビグローバル(Huobi Global)、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、ポロニエックス(Poloniex)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)やスシスワップ(Sushiswap)、パンケーキスワップV2(PancakeSwap V2)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約1,017億円となっている(7/28 コインマーケットキャップ調べ)。
アルパチェーン:ArpaChain(ARPA)とは?
アルパチェーンはMPC(複数のサーバが協力して行う秘密計算技術)によって実現される、プライバシー保護のためのレイヤー2ソリューションだ。データユーティリティを所有権から分離し、データのレンタルを可能にすることを目的としているプロジェクト。ARPAはプライバシー保護の計算に利用される。
現在ARPAは、Coinbase(コインベース)やバイナンス(Binance)、フォビグローバル(Huobi Global)、ゲート(Gate.io)、クコイン(KuCoin)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)といった分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約60億円となっている(7/28 コインマーケットキャップ調べ)。
ジュノ:Juno(JUNO)とは?
ジュノは、コスモス(Cosmos)のCosmos SDK(独自ブロックチェーン開発キット)を使用してスマートコントラクトを構築できるオープンソースプラットフォームだ。様々なプログラミング言語を使用して作成されたスマートコントラクトをコンパイルすることで、分散型アプリケーションの構築を容易にする。JUNOはステーキングやネットワーク上の取引手数料の支払い、ガバナンストークンとして利用される。
現在JUNOは、MEXCなどの暗号資産取引所の他、オズモシス(Osmosis)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約284億円となっている(7/28 コインマーケットキャップ調べ)。
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参考:クラーケン1・クラーケン2
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/247996