エルサルバドルが毎日1BTC購入へ
エルサルバドルのナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領が、ビットコイン(BTC)を追加購入することを11月17日表明した。
ブケレ大統領は「私たちは明日(18日)から毎日1ビットコインを購入していく:We are buying one #Bitcoin every day starting tomorrow」と自身のツイッターからコメントした。
昨年9月7日、エルサルバドルでは米ドルに加えてビットコインを法定通貨として採用。これまでの1年間の間にエルサルバドルは8度にわたりBTCを購入していた。今までは市場価格を鑑みながら、一度にそれぞれ2〜3桁単位のBTCを購入していたが、今回は毎日1BTCを購入する方針をブケレ大統領は示している。今後もまとまった額のBTC購入も考えられるが、今回の追加購入より今後エルサルバドルはBTCの購入方法に「価格が変動する商品に対して常に一定金額を定期的に購入する」ドルコスト平均法を採用して、BTCの運用をしていく予定となる。
なお最後にビットコインの追加購入を行ったのは今年の7月だった。この際には、80BTCを取得平均価格の約256万円(19,000ドル)で押し目買いしたとブケレ大統領は報告している。
そして、これによりエルサルバドルのビットコイン合計保有額は2,381BTCとなっている。
なお今回のブケレ大統領のツイートに対し、トロン(TRX)創設者のジャスティン・サン(Justin Sun)氏も賛同しており、自身も18日より毎日1BTCを購入していくとリプライした。
We echo @nayibbukele’s initiative in buying #Bitcoin daily. We will also buy one #Bitcoin everyday starting tomorrow!
— H.E. Justin Sun (@justinsuntron) November 17, 2022
関連ニュース
エルサルバドルがビットコイン押し目買い、保有総数2,381BTCに
エルサルバドルがビットコイン国際会議開催へ、32ヵ国中銀と12ヵ国金融当局参加
USDTのテザー社、エルサルバドル及びスイスのルガーノ市と覚書締結
IMF、エルサルバドルのビットコイン法定通貨化の見直しを勧告
トロン(TRX)のジャスティンサン、米ドルステーブルコイン「USDD」発行へ
images:Reuters
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/275411