アバランチ(AVAX)のノード運営がAWSで可能に、両社提携で

アバランチとAWSが提携

レイヤー1ブロックチェーン「アバランチ(Avalanche)」の開発を主導する米アバラボ(Ava Labs)が、アマゾンウェブサービス(AWS)と提携し、AWSでノードの実行やdApps(分散型アプリ)の展開をサポートするアバランチ用のインフラストラクチャーなどの提供開始を1月11日に発表した。

アバランチによると、今回の提携は企業や政府機関のブロックチェーン参入促進が目的であるという。

この提携では、ユーザーがAWSを用いたアバランチのノード開設と運営が可能になっただけでなく、今後AWS Marketplaceというアプリケーション用オンラインストアを利用することで、ユーザーがアバランチに接続する独自ブロックチェーン「サブネット」が簡単に立ち上げられるようになる予定だ。

なおアバランチがAWSでサポートされるのは今回が初めてであるが、イーサリアムをはじめいくつかのブロックチェーンはすでにAWSでノード運用が可能である。

アバラボの創設者兼CEOであるエミン・ガン・シラー(Emin Gün Sirer)氏は「個人と企業の両方の開発者にとって、AWSという最も合理的で法的管轄内にあるサービスで、ノードをスピンアップし、その場でネットワークをテストできることは、大きな恩恵です。数百万人の参加者をほぼ瞬時に収容できるプロトコルを実装できたことを誇りに思います。またアマゾンとの連携により、アバランチのポジティブな影響を加速させることができます」と語っている。

なおアバランチは12月23日にアップグレードを完成させており、サブネット間で直接通信やデータの共有が可能になっている。

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参考:アバラボ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/metamorworks

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/287751