「木村和司」、FiNANCiEでトークンを発行
次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」が、元サッカー日本代表「木村和司」のトークン発行と販売の開始を11月10日に発表した。プロサッカー選手OBとして初のトークン発行となる。
木村和司は、日本国産プロ第1号として、日産自動車サッカー部や横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)で活躍した元プロサッカー選手だ。現役引退後は横浜F・マリノスの監督などを歴任し、現在はサッカー教室の運営や解説者として活動している。
今回FiNANCiE上で発行されるトークンは「木村和司トークン」として販売されるという。フィナンシェは「木村和司トークン」を活用し、「木村和司の感謝の輪を広げるプロジェクト」を実施する為の、参加・共創型トークンコミュニティの形成および運営を支援するとのこと。
このプロジェクトは、木村和司をこれまで応援してくれたファンや支えてくれた仲間、育ててくれた日本サッカー界への恩返しを大きなテーマとしており、第1弾プロジェクトとして「木村和司が全国を回るサッカー教室」を実施するとしている。
初回トークン販売ではこのプロジェクトに賛同し、また初期メンバーとして今後のコミュニティ活動や第2弾、第3弾と続いていく木村和司の感謝の輪を広げるプロジェクトを共に推進していくメンバーを募集するとのこと。
「木村和司トークン」購入者は特典として、チーム運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。
現在発表されている投票企画案として、「サッカー教室に呼ぶ特別ゲスト投票」や「サッカー教室で訪れる都道府県の選定」、「第2弾プロジェクトの実施内容投票」がある。また抽選特典案としては「サッカーレジェンドOBをゲストに招いた対談の限定視聴権」や「木村和司との懇親会参加権」がある。
トークンの初回販売期間は11月10日13時から開始しており、12月27日20時まで実施される予定だ。
なお「木村和司トークン」の販売メニューは、3,000ptから1,000,000ptのものまで全19種類が用意されている。
1,000,000ptのメニューでは1,000,000pt分の「木村和司トークン」付与に加え、「コミュニティ主催の投票企画や抽選応募企画への参加権利」や「木村和司等身大パネルに企業名掲載・購入権」などがある。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。
「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、木村和司より以下のコメントを得た。
『この度、木村和司は、「FiNANCiE」にて元サッカー日本代表OBとして初めての個人トークンを発行することになりました。私、木村和司は2020年に日本サッカー殿堂に掲額させていただきました。これは一人で成し遂げたことでなく、たくさんの方々の支えや応援をいただき成し遂げることができたことです。
そのため今回発行する木村和司トークンでは、私を今まで育ててくれ、支えてくれた「ファンの皆様」「苦楽を共にした仲間」「日本サッカー界」への恩返しを大きなテーマとし、「木村和司の感謝の輪を広げるプロジェクト」をトークンホルダーの皆様と取り組んでまいります。
このプロジェクトを通じて、たくさんの方と出会い、触れ合いながら、一緒に面白いことをしていくことを楽しみにしています。よろしくお願いいたします。』
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/273298