ユニスワップにNFTアグリゲーター機能、GenieユーザーにUSDCエアドロップも

UniswapでNFTアグリゲーター機能公開

分散型金融(DeFi)プロトコル「ユニスワップ(Uniswap)」を開発するユニスワップラボ(Uniswap Labs)が、NFTマーケットプレイスのアグリゲーター機能公開を11月30日に発表した。

ユニスワップラボは今年6月、NFTマーケットプレイスアグリゲーター「ジーニー(Genie)」の買収を発表、今回のアグリゲーター機能はジーニーの機能を統合した形になる。

ユーザーはこの機能を利用することで、ユニスワップのプロダクトに統合されたマーケットプレイスでのNFT売買が可能になる。

なおNFTマーケットプレイス「オープンシー(OpenSea)」、「X2Y2」、「ルックスレア(LooksRare)」、「スドスワップ(Sudoswap)」、「ラルバラボ(Larva Labs)」、「ファンデーション(Foundation)」、「NFT20」、「NFTX」がサポートされている。ユーザーはユニスワップを使うことでNFT購入の際のガスコストが、他のNFTアグリゲーターに比べて最大15%節約できるとのことだ。

またユニスワップラボはNFTアグリゲーター機能公開により、今年の4月15日までにジーニーを複数回使用したか、もしくはジーニー:ジェネシスNFTまたはジーニー:GEM NFTを保持しているユーザーに対して、総額500万USDC(約6億8千万円)をエアドロップするとのこと。エアドロップに関してはジーニー買収の際に予告されていた。

エアドロップは、ジーニーを複数回使用したユーザーに300ドル、前述したジーニーのNFTを保持しているユーザーに1,000ドルとされており、最大12ヶ月間、請求できるという。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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参考:Uniswap
デザイン:一本寿和
images:iStocks/whitehoune

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/279350