ハイパーレジャー、web3App開発を簡易化する「Hyperledger FireFly」公開

ハイパーレジャー、web3App開発向けのOSミドルウェア公開

ハイパーレジャー財団(Hyperledger Foundation)が、web3アプリケーション開発向けオープンソースミドルウェアであるハイパーレジャー・ファイアフライ(Hyperledger FireFly)の提供を開始したことを4月13日に発表した。

ファイアフライはブロックチェーンへの接続やセキュリティの確保、トークンの発行などといった、企業がweb3に参入するにあたり障壁となるような煩雑なプロセスや技術開発を簡易化することで、企業がビジネスロジックの構築に集中できるようにすることを目的としたものだ。これによって企業はdApp(分散型アプリケーション)等のweb3アプリケーションの開発を高速化できるようになるという。

またファイアフライはイーサリアム(Ethereum)、ハイパーレジャーファブリック(Hyperledger Fabric)、コルダ(Corda)の3種類のブロックチェーンをサポートしており、またイーサリアムのトークン規格であるERC20やERC721の利用やレイヤー2技術への統合も可能とのことだ。

ファイアフライはすでに保険業界のリスクストリーム・コラボラティブ(RiskStream Collaborative)、ヘルスケア業界のシナプティック・ヘルス・アライアンス(Synaptic Health Alliance)、商品取引のトレードゴー(TradeGo)などのブロックチェーンコンソーシアムで利用されているとのことだ。

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参考:Hyperledger Foundation
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artsstock・Maximusnd

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/214339