三井物産デジタルが「オルタナ」の提供開始へ
三井物産デジタル・アセットマネジメントが、不動産やインフラなどの安定資産を裏付けとしたデジタル証券にスマートフォンから投資できるサービス「ALTERNA(オルタナ)」の事前登録開始を11月8日に発表した。今後、関係当局の承認後にサービス提供開始を予定しているという。
三井物産デジタル・アセットマネジメントは2020年3月に設立された企業で、三井物産、LayerX、SMBC日興証券、三井住友信託銀行、JA三井リースより出資を受けている。なお出資比率は、三井物産(53%)、LayerX(36%)、SMBC日興証券(5%)、三井住友信託銀行(5%)、JA三井リース(1%)となっている。
ちなみに「オルタナ」は都心の不動産に加え、物流施設、発電所など安定的な利用料収入が期待できる実物資産に、スマートフォンで最低10万円程度から利回りを目的に投資できる、個人向けの資産運用サービスとのこと。なおサービス名の「オルタナ」には預金・上場株式・投資信託の代替資産(オルナタティブ資産)となるものを提供したい、そしてお金の預け先として新しい選択肢を提示したいといった想いが込められているとのこと。
三井物産デジタル・アセットマネジメントはオルタナの提供を通じて、より多くの方がスマートフォンから簡単にオルタナティブ資産へ投資できる環境をつくり、特に、将来のために資産運用をしたいが一歩踏み出せずにお金を眠らせてしまっているユーザーの資産形成に、新たな選択肢を提供したいと考えているとのことだ。
参考:三井物産デジタルアセット・マネジメント
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/272346