東急不動産とハッシュパレット、「ニセコパウダートークン」実証実験
東急不動産とHashPalette(ハッシュパレット)が、スキー場におけるアーリーエントリー権が付与されたNFT「ニセコパウダートークン」の販売予定を11月24日発表した。
この「ニセコパウダートークン」の保有者は、北海道倶知安町所在のスキー場「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」にて、対象のリフト開場時間よりも前に入場し、その日誰よりも早く滑ることができる「ファーストトラック」が可能になるという。
このNFTはハッシュパレット運営のNFTマーケットプレイス「PLT Place」で、同社開発のブロックチェーン「パレットチェーン」上で発行されるNFTとして販売されるとのこと。
販売期間については12月1日~11日が予定されている。価格は5,000円前後を想定しているようで、決済はパレットトークン(PLT)もしくはクレジットカードが利用できるとのこと。また利用期間は12月24日〜2023年2月28日が予定されている。
「あたらしい経済」がハッシュパレットへ確認を取ったところ、購入できるNFTの日付は決まっているとのこと。また各日付のNFTは1つではなく複数が用意されているとのこと。その他詳細については今後情報公開されるようだ。
なお今回の取り組みはIoTやAI等を活用し課題解決をする実証的な取組みに対して支援を行う「北海道デジタルチャレンジ推進事業」に採択されたとのこと。またこの実証実験は東急不動産ホールディングスが長期ビジョン「GROUP VISION 2030」で全社方針として掲げる、DXによる新しい体験価値創出の取組みのひとつであるとのことだ。
東急不動産とハッシュパレットは今回の実証実験を皮切りに、リアルな体験価値とNFTを結びつけ新しい体験価値を提供するとともに、NFTを活用した日本の観光資源と不動産の価値向上に共同で取り組んでいくとしている。
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参考:東急不動産
デザイン:一本寿和
images:iStocks/sumkinna・Ski_Baby
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/277391