タツノコプロ「黄金戦士ゴールドライタン」がNFTに
ブロックチェーンゲーム開発やNFT分野への投資を行う企業であるアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)が、日本のテレビアニメ『黄金戦士ゴールドライタン』のブロックチェーンゲームおよびNFT製作に関するグローバルライセンスを取得したことが分かった。
ライセンスは同アニメの製作元であるタツノコプロより取得したとのこと。なおこのライセンスは独占的なものではないとのことだ。
『黄金戦士ゴールドライタン』は1981年から1982年の1年間、テレビ東京で放送されたロボットアニメ。
発表によるとアニモカは、今年の第2四半期(4~6月)に同作品のNFT第1弾の販売を予定しているとのことだ。
あたらしい経済編集部は昨年10月にアニモカブランズ共同創業者のヤット・シウ(Yat Siu)氏へ取材しており、同氏はその際に日本進出についてコメントしていた。
シウ氏は「日本は最も素晴らしい文化の宝庫がある国だと思いますので、NFTは日本にぴったりですし、私たちは日本にもっと大きく進出することを計画しています」と答えていた。今回の『黄金戦士ゴールドライタン』だけでなく、今後においてもアニモカは他の日本のエンタメコンテンツのライセンスを取得し、NFTにしていくのかもしれない。
NFTとは
「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。
なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。
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参考:アニモカブランズ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/fuku
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/185760