ASTRがクリプトドットコムに上場
暗号資産アスター:Astar(ASTR:アスター)が、大手暗号資産(仮想通貨)取引所Crypto.com(クリプトドットコム)に上場したことが4月1日分かった。
アスターはステイクテクノロジーズが開発するパブリックブロックチェーン「アスターネットワーク(Astar Network)」のトークンだ。ステイクは日本人起業家の渡辺創太氏がCEOを務めるシンガポール拠点企業である。
発表によると、USD、EUR、GBPなど20以上の法定通貨でアスターがすでに購入できるようになっているとのことだ。
なお米国居住者は利用できないとしている。 ・また同日には、ブロックチェーンゲームプラットフォームのWemixのトークン「WEMIX」もCrypto.comに上場している。
アスターネットワークとは
アスターネットワークは、異なるブロックチェーンの相互接続(インターオペラビリティ)を目指すプロジェクトであるポルカドット(Polkadot)のパラチェーンとして昨年12月に接続し、1月17日にメインネットローンチしたブロックチェーンだ。
ポルカドットは中心的な機能を果たすリレーチェーンと、そのリレーチェーンに接続される個別のブロックチェーンであるパラチェーンによって構成されている。
ポルカドットリレーチェーンでは、スマートコントラクトをサポートしていない為、アスターはポルカドットへEVM(イーサリアムバーチャルマシン)やWASM(ウェブアッセンブリ)を提供することで、複数のブロックチェーンをサポートするマルチチェーンスマートコントラクトプラットフォームを目指している。
暗号資産(仮想通貨)取引所のフォビグローバル(Huobi Global)、OKEx(オーケーイーエックス)、Gate.io(ゲート)、クラーケングローバル(Kraken Global)、クーコイン(KuCoin)、バイナンス(Binance)などで取り扱われている(3/7 コインマーケットキャップ調べ)。
関連ニュース
【取材】アスター(ASTR)がオアシス(OAS)の初期バリデーターに、トークン付与キャンペーンも
クリプトゲームスとアスター(ASTR)が提携、Dappsサービス今春ローンチ
【取材】ダブルジャンプとアスター(ASTR)が提携、NFTコンテンツ展開へ
【取材】ステイクのアスター(ASTR)、米コインベースから資金調達
参考:Crypto.com・Wemix
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/209374