ペイパルが昨年末時点で、約844億円相当の暗号資産保有
米決済大手ペイパル(PayPal)が、2021年第四半期において顧客のための資産として総額6億400万ドル(約844.6億円)の暗号資産(仮想通貨)を保有していたようだ。同社の米国証券取引委員会 (SEC) への年末財務報告書で明らかになった。
ペイパルが昨年12月31日時点で所有していた総額6億400万ドルの暗号資資産の内訳はビットコイン(BTC)が2億9100万ドル(約383.3億円)相当、イーサリアムのイーサ(ETH)が2億5000万ドル(約329.3億円)相当、その他暗号資産としてビットコインキャッシュ(BCH)とライトコイン(LTC)で6,300万ドル(約83億円)相当とのことだ。
ペイパルは報告書の中で「私たちは特定の市場において、お客様が特定の暗号通貨を購入・保有・売却・受信・送信すること、および暗号通貨の販売による収益を使用することを認めている。 また、暗号通貨の売買による収益を決済に使用することもできる」と述べている。
またペイパルは、米規制当局が暗号資産(仮想通貨)に関する監視を強化し、プロジェクトの主要パートナーがニューヨーク州金融サービス局による調査対象となっていることを受け、ステーブルコインに関する計画を一時中断することを2月10日報じられている。
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参考:財務報告書
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/295946