21.coが約36億円調達しユニコーンに
暗号資産(仮想通貨)投資商品を提供する21.co(トゥエンティワンカンパニー)が、約36億円(2500万ドル)を調達し、評価額が2870億円(20億ドル)に達したことを発表した。これにより21.coはユニコーン企業になった。このことは21.co子会社でスイス拠点の資産運用会社21シェアーズ(21Shares)が、ブロックワークス(Blockworks)の報道を引用する形で9月6日に発表している。
報道によると今回の資金調達は、ロンドン拠点のヘッジファンド運用会社マーシャルウェイス(Marshall Wace)が主導。コラボ+カレンシー(Collab+Currency)、クワイエットキャピタル(Quiet Capital)、ETFSキャピタル(ETFS Capital)、バロールエクイティパートナーズ(Valor Equity Partners)といったファンドも出資参加しているとのことだ。
なおマーシャルウェイスの暗号資産分野への投資としては、サークル(Circle)やTRM、コンセンシス(ConsenSys)にも出資している。
また今回の資金調達の目的は同社提供の製品とグローバルリーチの強化とのことで、今後さらに多くの地域へサービス拡大を目指すと説明されている。
21.coは2018年に設立され、暗号資産関連のETP(上場取引型金融商品)を提供している企業だ。21シェアーズのツイートによると今回の資金調達にあわせ、21シェアーズ及びトークンプロバイダーのアムン(Amun)は21.coの子会社になったとのことだ。
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参考:Blockworks
デザイン:一本寿和
images:iStocks/ChrisGorgio
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/257665