ソラナウォレット「Phantom」がAndroid利用可能へ
ソラナ(Solana)ブロックチェーン対応の暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ファントム(Phantom)」の、Android(アンドロイド)版が公開されたことが4月19日分かった。なおiOS版は今年2月に公開されていた。
Android版「ファントム」はiOS版と同じく、暗号資産やNFTの送付と受け取り、トークンスワップ、ステーキングの他、NFTの画像表示の機能にも対応している。
また「ファントム」は今後数か月以内に、NFTに関連した新機能をリリースすることも予定しているようだ。
先日4月7日、大手NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)はソラナブロックチェーン基盤のNFTの取り扱いを開始し、併せてソラナ互換ウォレットである「ファントム」および「グロウ(Glow)」への対応を可能にした。
1/ Phantom is officially live on Android! We are so excited to bring the world’s friendliest crypto wallet to the world’s most popular mobile OS.
Download https://t.co/da93RmUXz0 pic.twitter.com/YEQBeoezzS
— Phantom (@phantom) April 18, 2022
NFTとは
「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。
なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。
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参考:Phantom
デザイン:一本寿和
images:iStock/Molnia
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/216088