バイナンスローンチプールで「NFPrompt(NFP)」取扱開始

Binance LaunchpoolでNFP取扱開始

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同社提供の「バイナンスローンチプール(Binance Launchpool)」にて暗号資産NFプロンプト:NFPrompt(NFP)の取扱開始を12月19日発表した。

「バイナンスローンチプール」ではユーザーが、BNB、TUSD、FDUSDを個別のプールにステーキングすることでNFPを獲得できる仕組みになっている。NFPの取り扱いは日本時間で20日9時(UTC:0:00)より開始しており、日本時間で26日19時(UTC:23:59)までの7日間利用可能とのこと。

なお今回のNFPでの「バイナンスローンチプール」では、同トークン総供給量1,000,000,000NFPの11%となる110,000,000NFPが報酬対象になるようだ。

ユーザーはBNBをステーキングした場合、報酬総額の80%となる88,000,000NFPが報酬対象となり、FDUSDの場合は報酬総額の10%となる11,000,000NFPが報酬対象、そしてTUSDについては11,000,000NFPが報酬対象になるという。これによりユーザーに分配される報酬は、ステーキングされたトークン数によって異なるようだ。

またバイナンスでは流動性条件が満たされ次第、取引所において今月27日10:00(UTC)よりNFPの取り扱いを開始するとのこと。取引ペアについてはNFP/BTC、NFP/USDT、NFP/BNB、NFP/FDUSD、NFP/TUSD、NFP/TRYとなっている。

NFプロンプトとは

NFプロンプトはweb3クリエイター向けのAI主導のユーザー生成コンテンツ(UGC:User Generated Contents)プラットフォームだ。BNBチェーン上に構築されている。ユーザーが書き込んだプロンプトから写真やビデオ、アニメーション、PFPアバター、音楽、3Dモデルといった様々なデジタルコンテンツが生成されNFTとして売買できる。

またNFプロンプトでは、プロンプトが再利用された際にプロンプトを書き込んだユーザーに対してロイヤリティが送金されるトークンメカニズムが採用されている。なおNFプロンプトの独自トークンであるNFPは、同プラットフォーム上のガバナンスや投票、ステーキングとして利用されるとのこと。

バイナンスローンチプールとは

「バイナンスローンチプール」は、ユーザーがBNBなどの特定のトークンを対象プロジェクトのプールにステーキングすることで、暗号資産プロジェクトが発行するネイティブトークンを獲得できるサービスだ。プロジェクト側は同プラットフォームの利用により、バイナンスにトークン上場ができる仕組みとなっている。

なおトークンセールを行うIEOプラットフォームの「バイナンスローンチパッド(Binance Launchpad)」とは異なり、トークンをステーキングすることでプロジェクトのトークンが獲得できるのが特徴だ。

「バイナンスローンチプール」に参加する為には、ユーザーはBinance.comアカウントと、0.1以上のBNBまたはプール内でサポートされているトークンが必要となっている。

「バイナンスローンチプール」におけるNFPの取り扱いは41番目のプロジェクトとなっており、40番目のプロジェクトは暗号資産フュージョニスト:Fusionist(ACE:エース)だった。また39番目は暗号資産ミームコイン:Memecoin(MEME)、38番目は暗号資産ニュートロン:Neutron(NTRN)、37番目はサイバーコネクト: Cyber Connect(CYBER)、36番目はセイ: Sei(SEI)が取り扱われた。

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参考:バイナンス
images:iStock/Ninja-Studio

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/360394