web3スタートアップ「Keyp」開発者、ゲームボーイ活用のハードウェアウォレット「Game Wallet」発売へ | あたらしい経済

GAME BOYのカセット「Game Wallet」発売へ

web3スタートアップ「キープ(Keyp)」の開発者ジョセフ・スキアリッツィ(Joseph Schiarizzi)氏が、ゲーム開発会社「任天堂」が過去に販売した「ゲームボーイ(GAME BOY)」活用のハードウェアウォレット「ゲームウォレット(Game Wallet)」を、5月19日ツイッターで発表した。

「ゲームウォレット」は、暗号資産(仮想通貨)をコールドウォレットに保存できる「ゲームボーイ」のカセット(カートリッジ)だ。シードフレーズは、プレイヤーが「ゲームウォレット」で展開されるクエストで、ボタンを押した回数がハッシュ化されることで生成されるという。

なおシードフレーズの生成におけるランダム性は、プレーヤーが「ゲームウォレット」で歩き回りクエストを完了する時に導入されるとのこと。

また「ゲームウォレット」への暗号資産の保存については、「BIP39」に基づくシードフレーズの生成に使用されるハッシュアルゴリズムである「SHA-256」の、オープンソースアセンブリ実装を、「ゲームボーイ」にプログラムされている言語「GBAssembly」へ変換したことにより可能になったとのこと。その為、「BIP39」に基づく暗号資産であれば「ゲームウォレット」への保存が可能とのことだ。

なおBIP(Bitcoin Improvement Proposals)とはビットコイン技術の発展の為に作成および公開されている草案群のことである。

また発売される「ゲームウォレット」ではファームウェア(ソフトウエア )のアップデートが必要無いとのこと。そして「ゲームウォレット」はオープンソースで開発されているとのことだ。

なお「ゲームウォレット」の発売日時については現在発表されていない。ただし販売開始の通知を事前に受けられるウエイティングリストへの登録は可能となっている。


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参考:Twitter・Game Wallet
images:iStocks/Arkadiusz-Warguła

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/314833