Venmoで暗号資産の送受信機能追加へ
米決済企業大手ペイパル(PayPal)傘下のモバイル決済アプリ「ベンモ(Venmo)」が、暗号資産(仮想通貨)の送受信機能を新たに追加することを4月28日発表した。なおこの機能は今月から数週間以内にローンチ予定とのこと。
「ベンモ」では2021年4月より暗号資産の売買および保管の機能を導入している。他にも同年11月に「ベンモ」のユーザーが暗号資産の価格をリアルタイムで追跡できる価格アラート機能が追加されている。
今回、暗号資産の送受信機能が追加されたことにより、「ベンモ」のユーザーは、ペイパルアカウントや他の暗号資産ウォレット、暗号資産取引所への暗号資産の送受信が可能になったとのこと。なお送受信における暗号資産の取り消しはできないという。
また発表によると、「ベンモ」で暗号資産を利用するユーザーのうち50%以上が、「ベンモ」の安全性やセキュリティ、使いやすさを理由にベンモを利用していると答えたという。
さらに今年に入って、新たに「ベンモ」を利用し始めたユーザーのうち、約50%のユーザーが他の暗号資産ウォレットを利用していたユーザーとのこと。
なお現在「ベンモ」では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)が取り扱われている。
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参考:paypal
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/311862