クラーケン、カナダが求める厳しい規則に従う姿勢
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所のクラーケン(Kraken)がカナダのオンタリオ証券委員会に、事前登録引き受け書類「Pre-Registration Undertaking(PRU)」を提出したと3月30日発表した。
「PRU」は2022年8月にカナダ証券監督庁(CSA)が、カナダで暗号資産関連サービスを展開する予定の企業に対して導入した事前登録制度だ。今年2月に暗号資産取引プラットフォームがレバレッジを提供することを禁止するなどの内容を含んだ新たな投資家保護規定がこの制度に組み込まれた。なおコインスクエア(Coinsquare)やクリプトドットコム(Crypto.com)などが「PRU」に登録している。
発表によれば、これはクラーケンがカナダ全土において、制限付きのディーラーとして登録されるためのステップだという。クラーケンは「PRU」を「私たちの業務の完全性を維持し、すべてのカナダ人が暗号資産を通じて経済的自由を獲得できるよう支援するもの」とコメントしている。
クラーケンのカナダ戦略
クラーケンはカナダをグローバルビジネスの要と考えており、250名のカナダ人スタッフを抱えているという。
またクラーケンではすでにカナダドル(CAD)のスポットペアをサポートしている。カナダユーザーへ向けた24時間365日のサポートにより、安全で信頼できる取引プラットフォーム提供していると伝えている。
なおクラーケンは今後数ヶ月にわたり、カナダにおけるサービスに変更を加える予定だとし、取引に影響を与える変更については実施前に通知すると伝えている。
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参考:クラーケン
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/306633