米国と英国で上場株式の取引サービス提供か
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所のクラーケン(Kraken)が、米国及び英国の上場株式の取引提供を計画しているようだ。ブルームバーグが関係者の話として9月28日報じた。
報道によれば、クラーケンは「クラーケン・セキュリティーズ」と呼ばれる新部門を通じて、米国と英国で取引サービスを提供する予定で、2024年のサービス開始を目指しているという。
なおクラーケンはすでに英国で必要な規制許可を取得しており、米国ではブローカー・ディーラーのライセンスを金融業規制機構に申請中とのことだ。
またクラーケンでの株式取引が開始されれば、対象顧客はサービスの利用を開始を案内されるという。利用を開始すれば、暗号資産・株式・ETFのポートフォリオが単一の残高として表確認できるようになるとのことだ。
ちなみに現在米国では、米大手投資アプリのロビンフッド(Robinhood)やパブリックドットコム(Public.com)などが株式と暗号資産の取引サービスを手数料無料で提供している。
カストディアンサービス立ち上げも計画
またクラーケンは「プライム・ブローカー・サービス」も構築中であり、数週間以内に機関投資家向けの適格カストディアンを立ち上げる予定だという。このサービスは取引所とは別に運営されるとのことで、クラーケンはワイオミング州に認可を申請しているとのことだ。
なおクラーケンの広報担当者はコメントを控えているという。
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参考:ブルームバーグ
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/341773