宮崎市の「てげうまPay」が「Corda」で発行
まちのわ社が提供する「プレミアム付電子商品券」の発行を支援する情報プラットフォームが、新たに宮崎市の「プレミアム付電子飲食券」事業に提供されたことが11月9日発表された。
この情報プラットフォームにより、宮崎市では「てげうまPay」の名称で「プレミアム付電子飲食券」が発行される。なお同事業は、まちのわ社と宮崎銀行が提携し、運営を行うという。
同飲食券は10月2日~12月28日までの期間で利用が可能とのこと。発行総額は17億5,500万円。販売総額はプレミア率30%を含んだ13億5,000万円となる。なお販売単位は10,000円でプレミア率を含み額面は13,000円になるとのことだ。
まちのわ社提供の情報プラットフォームは今までにも、九州・沖縄地区をはじめに全国の多くの自治会に導入されている。今回の宮崎市への導入により、まちのわ社の情報プラットフォーム提供は、90地域目になるという。
まちのわ社はSBIホールディングス、九州電力及び筑邦銀行の3社による合弁会社。まちのわ社が提供する情報プラットフォームの基盤には、米R3社開発のエンタープライズ向けブロックチェーン「Corda(コルダ)」が採用されている。「Corda」は、SBIの子会社SBI R3 Japanが国内の販売およびサポートを行っているブロックチェーンだ。
まちのわ社は、プレミアム付電子商品券をブロックチェーンを活用して電子的に発行することで利用者が申込から購入、決済までの一連の手続きなどをスマートフォンのアプリ上で行うことが可能になると説明している。また精算に必要な手続きの効率化やポストコロナ社会に適応した形で地域経済の活性化および利用者の利便性向上を実現できるとしている。
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参考:SBI
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/351734