大手企業のweb3課題に挑む専門家集団「KEY3 STUDIO」始動、博報堂キースリーら20社超で設立

博報堂キースリーが「KEY3 STUDIO」ローンチ

博報堂キースリーが、大手企業のweb3プロジェクト推進を支援するソリューション「KEY3 STUDIO」のローンチを3月29日発表した。

「KEY3 STUDIO」では、web3プロジェクトの設計から実行に向けて課題を抱える企業に向けて、プロジェクトマネジメントをサポートするという。

総勢20社を超えるweb3スタートアップ(下記参照)が「KEY3 STUDIO」に参加しており、専門家として大手企業のweb3プロジェクト推進における様々な課題に対応し、プロジェクト設計から実行までワンストップで支援するとのこと。

博報堂キースリーによると大手企業の場合、社内にweb3領域の知見や経験が少なく、また専門のプロジェクトマネジメントや施策の企画・開発を実施できる人材自体がいないことがあるという。博報堂キースリーはこのような課題に対応すべく「KEY3 STUDIO」をローンチしたと説明している。

なお「KEY3 STUDIO」に参加するスタートアップは、AKINDO、Anique、Apas、Astar Games、COSMIZE、DataGateway、Digittle、D、ガイアックス、HashHub、リードエッジコンサルティング、microverse、NMarketing、NFT Promotion Lab、Merge、Pacific Meta、tofuNFT、SHINSEKAI Technologies、Slash、スパイスボックス、Startale Labs、Tempura technologies / Sakaba、VeryLongAnimals、VirtualBase、woorth、XYLOCOPA、ZERO3の社名があげられている。

博報堂キースリーは「WEB3.0ハッカソンの企画・運営を行いながらクライアント企業と共にWEB3.0サービスを開発する新会社」として昨年12月に設立されたジョイントベンチャーだ。博報堂とアスターネットワーク(Astar Network)の開発を主導するステイクテクノロジーズ(Stake Technologies)が共同で設立した。

なお博報堂キースリーは3月16日、企業向けウォレットサービス「wappa(ワッパ)」の提供開始している。

また同社開催のハッカソンとしては、トヨタ自動車を協賛に迎えたweb3グローバルハッカソン「web3 Hackathon|トヨタ自動車 × 博報堂キースリー」を2月14日~3月25日の期間にて開催していた。なお同ハッカソンは博報堂キースリーがスポンサー企業と共に開催する企業タイアップ型ハッカソンの第一弾となっている。

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デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/305939