メタマスクにストライプ導入
web3ウォレットのメタマスク(MetaMask)が、米決済企業ストライプ(Stripe)提供の高速決済ソリューション「リンク(Link)」を介したオンランプ(法定通貨を暗号資産に交換するプロセス)取引が可能になったと10月12日発表した。
「リンク」を介したオンランプは、モバイルアプリ版およびブラウザ拡張機能版、ポートフォリオ一覧表示サービス「ポートフォリオダップ(Portfolio dapp)」にて利用可能とのこと。
なお「リンク」経由でのオンランプ取引は米国ユーザー向けに展開されているサービスとなっている。また「あたらしい経済」編集部が確認したところ日本居住者は利用できない。
メタマスクでは先月にも、法定通貨と暗号資産の交換サービスを提供する「ランプネットワーク(Ramp Network)」を介したオンランプ取引が可能になっている。
ストライプについて
ストライプは2021年10月よりweb3領域へ本格的に参入しており、暗号資産専門チーム「stripe Crypto」を立ち上げた。このチームの目的はweb3ペイメントの未来を築き上げることとしている。
昨年4月にストライプはツイッター(現:X)と連携して、ツイッタースペースなどでユーザーが得た収益を暗号資産で受け取れる機能を一部ユーザーに試験導入。その際にストライプはポリゴン(Polygon)ネットワークの米ドルステーブルコイン「USDC」での支払いに対応した。
また同年12月には法定通貨から暗号資産への変換ツールを提供開始した。
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参考:メタマスク
images:iStock/justinroque
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/345399