イーサL2「Shibarium」がメインネットローンチ
ミームコイン「シバイヌ(SHIB)」の開発チームが、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューション「シバリアム(Shibarium)」のメインネットを8月17日にローンチした。
「シバリアム」は、「SHIB」エコシステムの基盤となるブロックチェーン。イーサリアムのスケーラビリティ問題および取引手数料の削減により分散型アプリケーション(Dapps)と取引のユーザーエクスペリエンス向上を目指している。
「SHIB」は、ドージコイン:Dogecoin(DOGE)をモデルにして作られたイーサリアム(Ethereum)基盤のミームコインだ。ミームコインとは一般的に、明確な目的や内容、裏付けがなく、ソーシャルメディアのトレンドで価格が動いているトークンのこと。
同ブロックチェーンは、今年1月にはベータテストネットをリリースしており、テストネットはおよそ2100万人のユーザーを集めたという。
なおコンセンサスメカニズムにはDelegated Proof-of-Stake (DPoS)を採用しており、ブロックチェーンのバリデーターがトランザクション処理の促進、および新しいブロックの生成を行う。
バリデーターになるためには「SHIB」エコシステムのガバナンストークンである「BONE」トークンを10000枚以上同ブロックチェーンにロックアップする必要がある。
「SHIB」コミュニティは、今夏を「シバリアムの夏(SummerOfShibarium)」としており8月15日からカナダのトロントで開催されている「Blockchain Futurist Conference」、「Eth Toronto」および「Eth Women」にタイトルスポンサーとして参加した。
今回のメインネットローンチは開発者のシャトシ・クサマ(Shytoshi Kusama)氏による、これらのイベントの時期に合わせて正式にリリースされる可能性が高いという説明通りイベントにあわせて行われた。
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参考:公式サイト
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/332156