Bybitが南アフリカ共和国で暗号資産取引拡大へ
海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイビット(Bybit)が、南アフリカ共和国で暗号資産デリバティブ商品の提供開始を10月2日発表した。
またバイビットは、同国の法定通貨ランド(ZAR)のオンランプ(法定通貨を暗号資産に交換するプロセス)サービス導入も同日に併せて発表している。
同サービスにより南アフリカ共和国のバイビットユーザーは、ランドによるオンランプ取引が可能となり、即時送金オプションを含む銀行送金でのランドの入金が可能になった他、低コストで暗号資産の売買ができるようになったとのこと。
なおバイビットによる今回の南アフリカ共和国での動きは、同国の公認金融サービスプロバイダーであるマネードッグ(Money Doc)の法定代理人となることで実現したとのことだ。
直近でのバイビットによる他国での動きとしては今年9月、英国金融行動監視機構(FCA)による新規則の導入を理由とした英国居住者へのサービス提供一時停止を発表している。
さらに6月には、キプロス共和国にて暗号資産取引所の運営およびカストディサービス提供に関わるライセンスを取得。5月には、カナダにおける規制強化を理由とした同国からの市場撤退と、カザフスタン共和国で暗号資産事業を行う為の予備ライセンスを取得している。
なおバイビットは4月に日本の金融庁から無登録にて暗号資産交換業を行っているとし、警告書が発出されている。
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参考:プレスリリース
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/343479