Circleが決済サービス「メルカドパゴ」と提携
米ドルステーブルコイン「USDC」発行企業であるサークル(Circle)が、オンライン決済サービス「メルカドパゴ(Mercado Pago)」と提携し、チリで「USDC」決済を導入開始したことを8月29日発表した。
これによりチリユーザーは、「メルカドパゴ」にて瞬時に「USDC」で取引が行えるようになり、チリにおける金融サービスの選択肢が多様化されると同時に、グローバルな金融エコシステムへのアクセスも容易になるとのこと。
サークルは、今回のチリにおける「USDC」決済導入について「ラテンアメリカは、強力な開発者ベース、金融イノベーションへの幅広いサポート、そして価値貯蔵としてのデジタルドルのニーズが高まっており、急速にデジタル金融のハブへと進化しています」と発表にて説明している。
「メルカドパゴ」は、南米最大のECサイトを運営するメルカドリブレ(Mercado Libre)提供のオンライン決済サービスで、オンラインショッピング決済や電子マネー、公共料金や税金の支払いにも利用できる。
今年6月には、ステーブルコイン発行会社パクソス(Paxos)発行の米ドルステーブルコイン「USDP(Pax Dollar)」が、「メルカドパゴ」のメキシコユーザーを対象にサポートされている。
関連ニュース
- Paxos発行の米ドルステーブルコイン「USDP」、決済サービス「メルカドパゴ」で利用可能に
- ブラジル大手暗号資産取引所メルカドビットコイン、決済機関ライセンス取得
- 南米最大のEC企業メルカドリブレ、ブラジルで暗号資産取引サービス提供開始へ
- サークル「USDC」、Base・Cosmos・NEAR・Optimism・Polkadot・Polygon対応へ
- Solana PayがShopifyと統合、USDCで支払い可能に
参考:Circle
images:iStocks/wacomka
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/334892