コスモスハブがLambdaアップグレード実施へ
コスモス(Cosmos)ネットワークの中心となるブロックチェーン「コスモスハブ(Cosmos Hub)」が、メインネットのアップグレードである「ラムダ(Lambda)」アップグレードの実行予定を3月13日に発表した。
「Lambda」アップグレードは、「コスモスハブ」のブロック高14470501で実施される予定。日本時間ではおよそ3月15日17時頃になると予測されている。
なお「ラムダ」の実行中は「コスモスハブ」で短いダウンタイムが発生するため、トランザクションと転送が遅延する可能性があるとのことで、「コスモスハブ」から注意が促されている。
「コスモスハブ」開発チームによると今回実施される「Lambda」アップグレードは、2023年第1四半期のうちに実施すると以前から予告されていた「レプリケーティッドセキュリティ(Replicated Security)」のアップグレードに関する最初の工程になるという。
なお「レプリケーティッドセキュリティ」は、「コスモスハブ」に接続するチェーンが「コスモスハブ」のバリデーターを利用して自身を保護できるようにする機能「インターチェーンセキュリティ(Interchain Security)」を実装するものである。
また今回の発表の中では「コスモスハブ」開発チームによる2023年ロードマップが一部公開されている。その中には「インターチェーンセキュリティ」を含めたセキュリティについての改良やガバナンスシステムの改善予定が記されている。
なおコスモスのインフラストラクチャの開発・運営を支援するインターチェーン財団(ICF:Interchain Foundation)は先月2月22日に、2023年の開発資金として約4000万ドルを費やす予定であることを発表している。
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参考:コスモスハブ
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/303210