「IDOL3.0 PROJECT」のWeb3.0展開可能性を検討
暗号資産(仮想通貨)「Nippon Idol Token(NIDT)」発行を控えるオーバーズが、gumiおよび東京通信グループとの戦略的パートナーシップ締結の合意を4月10日に発表した。
この提携により、新規アイドルグループ創造プロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」に関するメタバース・Web3.0領域での展開可能性や活用方法を共同で検討していくとのこと。
そもそもgumiと東京通信はオーバースの株主だ。オーバースは、新しいアイドルグループの組成を目的に昨年3月に設立されている。なお昨年9月には「IDOL3.0 PROJECT」の総合プロデューサーに秋元康氏が就任したことが発表されている。
「IDOL3.0 PROJECT」について
「IDOL3.0 PROJECT」は「NIDT」によるIEOにて調達した資金にて、運営される新アイドルプロジェクトだ。
プロジェクトの運営には、キングレコードをはじめとするAKB48、乃木坂46、日向坂46、櫻坂46、IZ*ONE、=LOVEといった人気アイドルグループの育成に携わったスタッフが関わるとのこと。
「DOL3.0 PROJECT」では、4月上旬よりメンバーの募集を開始し、全国7都市で説明会を予定。複数段階のオーディションを経て、今秋にデビューすることが予定されている。
「Nippon Idol Token(NIDT)」について
「NIDT」は国内4号目のIEO案件として現在購入申し込みを受付中の暗号資産だ。発行元はオーバースであり、「NIDT」はイーサリアム(Ethereum)上のERC20規格のトークンとして発行されている。
「NIDT」は新しいアイドルグループの組成及び活動のために発行され、利用者は「NIDT」を通じてアイドル活動の応援及び支援ができるという。
「NIDT」保有者には、「IDOL3.0 PROJECT」の一部プロデュースへの参加や限定イベントへの招待、NFTの付与などの特典が与えられる予定だ。
なお「NIDT」の購入申込は、国内暗号資産取引所のcoinbook(コインブック)およびDMM Bitcoinの2社にて、4月19日11:59まで実施されている。
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デザイン:一本寿和
images:iStock/Muhammad-Farhad
Source: https://www.neweconomy.jp/posts/308454