SEBA銀行が香港で完全認可ライセンス取得
スイスのデジタル資産銀行であるセバ銀行(SEBA Bank)の子会社セバ香港(SEBA Hong Kong)が、香港証券先物委員会(SFC)から、暗号資産関連サービスを運営するためのライセンスについて、完全認可を得た。セバ銀行が11月8日発表した。
このライセンス完全認可によりセバ香港は、同地区で規制対象となるあらゆる証券の取引と販売活動が行えるようになったとのこと。
その活動には、暗号資産を原資産とする店頭デリバティブや仕組み債などの商品や、暗号資産関連商品を含むすべての証券の取引・販売、そして証券および暗号資産に関する投資助言などがあるという。
これによりセバ銀行は、伝統的証券と暗号資産両方における資産運用を行うための規制対象業務が香港にて許可されたとのことだ。
セバ銀行によると、企業財務・ファンド・ファミリーオフィス・富裕層の個人を含む適格機関投資家やプロ投資家は、8日よりセバ香港が提供するサービスが利用できるとのことだ。
なおセバ銀行は今年8月、SFCより同ライセンスにおける原則認可(AIP)を取得していた。その際同行は、2023年第4四半期までに完全認可のライセンスを取得する予定だとしていた。
またセバ香港は、2023年第4四半期までに完全認可のライセンスを取得する予定だという
香港証券先物委員会(SFC)より原則認可(AIP)が下りた。セバ銀行が8月30日発表した。
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参考:SEBA銀行
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/351426