SBIVCトレードがステーキングサービスに2銘柄追加
国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレード提供の「ステーキングサービス」に、イーサリアム(ETH)およびソラナ(SOL)の2銘柄が追加されることが4月28日発表された。5月1日より追加される予定とのこと。
なおETHとSOLのステーキングサービスを国内で提供するのは、SBI VCトレードが唯一となる。なお1月31日をもって暗号資産交換業から撤退したクラーケンジャパンがETHステーキングを当時国内で唯一提供していた。
なお同サービスはSBI VCトレードにおいてサポート銘柄を保有する全ユーザーが対象で、申し込みは不要。対象暗号資産を保有しているだけで、収益(ステーキング報酬)が得られるようになっている。
各銘柄の報酬額についてはETHが年率2.0~5.0%、SOLが年率5.0~7.0%となっている。手数料については共に配分ステーキング報酬の25%。注意点としては、SBI VCトレードで提供されている「レンディングサービス」に貸し出している暗号資産についてはステーキングの対象外となるとのことだ。
SBI VCトレード提供のステーキングサービスでは、既にカルダノ(ADA)、アバランチ(AVAX)、ポルカドット(DOT)、テゾス(XTZ)に対応している。今回のETH・SOLの追加により同サービスの取り扱い暗号資産は6銘柄となる。
SBI VCトレードではステーキング対象の銘柄について、今後も順次拡大させていく予定とのことだ。
ステーキングとは
ステーキングとは、「バリデーター」と呼ばれるユーザーが、対象となる暗号資産を一定量保有(ロック)することで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、報酬を得る行為のこと。
暗号資産取引所が一般ユーザー向けに提供するステーキングサービスでは、ユーザーからトークンをプールに集め、ネットワークにまとめて預け入れる形式をとる。そのためステーキング参加に本来必要な暗号資産保有量を持たないユーザーでも、少額でステーキング報酬が得られる仕組みになっている。
なおステーキングは、コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで実行が可能となっている。コンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産のブロックチェーンのブロックを追加する際の合意形成のアルゴリズムである。
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参考:SBI VCトレード
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/311801