米フランクリン・テンプルトンが「現物イーサリアムETF」申請

フランクリン・テンプルトンが現物イーサリアムETFを申請

米資産運用大手フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)が、現物イーサリアム(Ethereum)の上場投資信託(ETF)を正式に申請したと2月12日発表した。

米証券取引委員会(SEC)は今年1月、ビットコイン現物ETFを11銘柄承認した。

フランクリン・テンプルトンの申請を受け、現物イーサリアムETFの提供を目指すのは8社となった。8社はいずれも1月に現物ビットコインETFの提供を始めた。

SECは1月、イーサリアム信託商品を現物ETFに転換するグレースケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)の申請に関する決定を延期した。フィデリティ(Fidelity)とブラックロック(BlackRock)も現物イーサリアムETFを申請したが、当局は決定を延期。また2月には、インベスコ(Invesco)が申請した同様の商品についても承認判断が延期されている。

現物イーサリアムETFを最初に申請したのはヴァンエック(VanEck)で、SECは5月23日までに承認の是非を判断する必要がある。

関連ニュース

  • 米SEC、インベスコ申請の「現物イーサリアムETF」の承認判断を延期
  • 「現物イーサリアムETF」承認は5月23日との予想。スタンダードチャータード銀リサーチャー=報道
  • 米SEC、グレースケール申請の「現物イーサリアムETF」転換判断をまたも延期、パブコメ募集も
  • 米SEC、ブラックロック申請の「現物イーサリアムETF」の可否判断を3月まで延期へ
  • 米SEC、フィデリティ申請の「現物イーサリアムETF」の可否判断を3月まで延期へ

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
米フランクリン・テンプルトン、イーサリアム現物ETFを申請
images:Reuters

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/370410