アニモカブランズが「オープンネットワーク」エコシステムに出資、TON最大のバリデータに

アニモカブランズがTON Playへ出資

アニモカブランズ(Animoca Brands)が、メッセージングアプリ「テレグラム(Telegram)」開発の分散型プラットフォーム「オープンネットワーク(The Open Network:TON)」の最大のバリデータとなり、TONエコシステムのミニアプリ「トンプレイ(TON Play)」へ出資したことを11月28日発表した。

こちらの出資額については明かされていないが、アニモカブランズによるこの動きはTONエコシステムの更なる強化に向けたもので、既存のweb2ユーザーをweb3へシームレスに移行させることが狙いだという。

なお「トンプレイ」では、オープンネットワーク上に構築されたゲームを「テレグラム」上で直接起動させる為のインフラストラクチャが提供されおり、アニモカブランズの400以上のweb3プロジェクトを「テレグラム」上に移動できると説明されている。

なお開発者は、「トンプレイ」にてブロックチェーンベースのゲーム開発を直感的に行える開発ツール「トンプレイツールキット「TON Play Toolkit)」を使用可能とのこと。

アニモカブランズは、香港を拠点にブロックチェーンゲーム開発やNFTおよびメタバース分野への投資を行うユニコーン企業。今月27日には、アラブ首長国連邦(UAE)拠点のゲームスタートアップ「Farcana(ファルカナ)」への戦略的投資を発表している。

オープンネットワーク(TON)とは

オープンネットワークは、メッセージングアプリ「テレグラム(Telegram)」内で利用されている分散型プラットフォームで、1秒あたり数百万件のトランザクション処理(TPS)を備えた拡張性の高いフレームワークとなっている。

また同プラットフォームは「テレグラム」でweb3 エコシステムを構築し、2028年までに8億人のユーザーがデジタルIDやデータ、資産を所有可能にすることを目標としている。

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参考:アニモカブランズ
images:iStocks/ChrisGorgio

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/356103