バイナンスがユーザー資産保持証明のため準備金を公開

バイナンスが準備金を公開

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスが、ユーザーの資産と準備金を1:1で保持していることを証明する「Proof of Reserves(プルーフオブリザーバーズ)」を公開した。準備金の監査が実行されたのは日本時間で9月1日の9時である。

バイナンスは準備金として顧客の残高より多くの暗号資産を保管しており、BTCは顧客の残高の105.09パーセント、ETHは105.11パーセント、BNBは114.18パーセントを所有している。

またその他にも多くの暗号資産の残高が公開されており、それを保管しているアドレスについてもそれぞれ公開されている。

バイナンスは昨年の11月22日からおよそ1か月に1回準備金を公開しており、今回の準備金公開は10回目の実施となった。なお準備金の監査はバイナンス自身が行っているとのことだ。

関連ニュース

  • バイナンス、ベルギーでのプライバシーコインの取引停止へ
  • バイナンスが「BUSD」の取り扱い終了へ、「FDUSD」への交換を推奨
  • バイナンスがラテンアメリカで暗号資産送金「Send Cash」ローンチ
  • バイナンスがベルギーでのサービス提供を継続へ、ポーランド部門通じて
  • マスターカードがバイナンスとの提携解消か、4カ国で暗号資産カード終了へ=ロイター

参考:バイナンス公式ページ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Pict-Rider・royyimzy

Source: https://www.neweconomy.jp/posts/337661