EtherscanがAI活用のコントラクト分析ツール公開
イーサリアム(Ethereum)のブロックチェーンエクスプローラー「イーサスキャン(Etherscan)」が、オープンエーアイ(OpenAI)活用のスマートコントラクト分析ツール「コードリーダー」のベータ版ローンチを6月19日発表した。
ユーザーは、調べたいコントラクトアドレスを「コードリーダー」に読み込むことで、そのコントラクトアドレスに関連した全ファイルを自動的に取得出来るという。そして取得したファイルから特定のソースコードの操作や、ソースコードを理解する為にプロンプトを生成してAIに質問することも可能となっているとのことだ。
これによりスマートコントラクトの操作と機能の確認や、コントラクトアドレスの読み取りや書き込みが出来るとのこと。また選択したスマートコントラクトが分散型アプリケーション(dApp)と統合出来るか調べることも可能とのこと。
なお「コードリーダー」を使用する為には、オープンエーアイのAPIキーが必要となっている。また「コードリーダー」で生成された回答は、オープンエーアイの大規模言語モデル(LLM)によって生成されており、ユーザーは生成された情報の正確性を確認する必要があるとのことだ。
オープンエーアイとは
オープンエーアイは、AIチャットボットサービス「ChatGPT」を提供する米AI開発企業だ。オープンエーアイ共同創業者サム・アルトマン(Sam Altman)氏は物理学者のアレックス・ブラニア(Alex Blania)氏と共に、暗号資産(仮想通貨)関連プロジェクト「ワールドコイン(Worldcoin)」の開発も進めている。
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参考:Etherscan
デザイン:一本寿和
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Source: https://www.neweconomy.jp/posts/320666